CentOS > CentOS 5.5 x86-64 をネットワークインストール

更新日 2014-12-31
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CentOS 5.5をネットワークインストールしてみます。
  1. ネットワークインストール用のISOイメージをCDに焼いて、CD-ROMドライブにセットします。
  2. マシン(仮想マシンでもok)の電源をいれます。
  3. 言語、キーボードを選択します。
  4. ここで"CD Not Found"というエラーが出ます。 Installation Method として自動的に CD-ROM が選択されているようです。CD-ROMドライブにはネットワークインストール用のディスクを挿入している(インストールに必要なデータが完全に用意されていない)ので、このエラーが出るようです。
  5. 一度 "Back" を選択して、Installation Method として HTTP を選択します。
  6. ネットワークインターフェースを選択します。
  7. HTTP の接続先を、以下のように設定します。
    • web site name: ftp.riken.jp
    • CentOS directory: Linux/centos/5.5/os/x86_64
    プロキシサーバを利用せずにインターネットにアクセスできる環境の場合は、上記設定でインストールが上手く始まるはずです。
  8. プロキシサーバを利用する必要がある環境の場合は、もう少し準備が必要です。CentOS 5.5のインストーラは、プロキシサーバの設定ができないので、プロキシサーバの設定が可能なリバースプロキシを自前で用意する必要があります。リバースプロキシの中継先は、ダウンロードサイト(例えば ftp.riken.jp)とします。今回は、Apacheをリバースプロキシとして使うために、httpd.confに以下の設定を記述します。
    LoadModule proxy_module modules/mod_proxy.so
    LoadModule proxy_http_module modules/mod_proxy_http.so
    
    ProxyRequests Off
    
    <Proxy>
    Order deny,allow
    Allow from all
    </Proxy>
    
    ProxyPass /Linux/centos http://ftp.riken.jp/Linux/centos
    ProxyPassReverse /Linux/centos http://ftp.riken.jp/Linux/centos
    
    ProxyRemote * http://proxy.hogehoge.com:8080
    
  9. web site nameとして、リバースプロキシのアドレスを指定します。
  10. プロキシプロキシ(proxy.hogehoge.com)を利用して、ダウンロードサイトにアクセスできるはずです。
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