Ubuntu > Volumeについて

更新日 2014-12-03
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Linuxのボリュームについて簡単に説明します。

Linuxは、ハードディスクやSSDなどのストレージを物理ボリューム(PV = Physical Volume)として認識します。

さらに、複数のPVをまとめてボリュームグループ(VG = Volume Group)として管理します。 例えば、複数のハードディスクを1つのストレージ領域として扱えるようになります。

さらに、ボリュームグループに対して論理ボリューム(LV = Logical Volume)を作ることができます。 LVは必須ではありません。ただ、LVの上にファイルシステムを作成しておくと、後からHDDを増やしたりすることが簡単です(こちらの記事)。

PV, VG, LVは、コマンドで操作できます。 インストール時にLVMを利用するように設定した場合は、すでにインストールされていると思いますが、apt-getでインストールすることも可能です。

$ sudo apt-get install lvm2

PV, VG, LVごとに、たくさんコマンドがありますが、似たような使い方のコマンドも多いです。 例えば、ボリュームをスキャンするコマンドはpvscan, vgscan, lvscan。ボリュームの情報を表示するコマンドはpvdisplay, vgdisplay, lvdisplay。

HDDを抜く場合は、先にLVを解除しておきましょう。これはlvchangeコマンドで可能です。

$ lvchange -an ${LV Name}
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