Bash > while文

更新日 2014-06-29
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while文の使い方を紹介します。

while文の構文は以下のとおりです。

while [ 条件式 ]
do
    処理
done

条件式が真であれば、処理を繰り返します。

以下のサンプル test-while.sh は、変数iの値が5になるまでwhileでループします。

#!/bin/bash

i=1
while [ $i -lt 5 ]
do
    echo $i
    i=$(($i+1))  # 変数iに1を加算
done
これを実行すると以下のようになります。
test-while$ bash test-while.sh
1
2
3
4
条件式に、文字列を指定することもできます。 この場合、文字列が空になったらループ終了です。 以下のサンプル test-while2.sh は、 スクリプトの引数をwhile文でループします。
#!/bin/bash

while [ $1 ]
do
    echo $1
    shift    # 引数をシフト($2が$1になる)
done
これを、てきとうな引数を与えて実行してみます。
test-while$ bash test-while2.sh a b c
a
b
c
このように引数が順番に出力されます。

小数演算を条件にする例

小数演算を条件に指定する例を以下に示します。 以下は、変数aが0.5より小さい場合はループを継続する例です。
while [ $(echo "$a <= 0.5" | bc) -eq 1 ]
do
    # do something..
done
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