Groovyで配列を使う方法を紹介します。

配列の宣言

配列の宣言は、以下のようにします。

def list = []

データの追加

単一のデータを追加する場合はaddメソッドを使います。 配列に配列を追加する場合はaddAllメソッドを使います。

def list = []
list.add(1)
list.addAll([2, 3])
println list // [1,2,3]

重複するデータの削除

重複するデータを削除する場合はuniqueメソッドを使えます。

def list = [1,1,2,2,3,3]
list.unique()
println list // [1,2,3]

uniqueメソッドは破壊的(一部のデータが消える)なので注意しましょう。

ArrayとListの区別

Groovyでは、とても簡単にListを使えるので、あまり配列(Array)を使うことはないかもしれません。 一方、Javaに比べて型が曖昧になることが多いので、配列なのかListなのか、わからなくなる場合があります。

if (obj.getClass().isArray()) {
  println "obj is array"
}

こうすると、変数objが、Listなのか配列(array)か、確認できます。