JavaScript > Rhino shellの基本的な使い方

更新日 2011-12-19
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Rhinoの使い方は、主に2種類あります。

  1. 対話モード
  2. ファイル実行

対話モード

Rhinoに対してJavaScriptのプログラムを順次入力する方法です。 ちょっとしたJavaScriptプログラムを試すのにオススメです。 対話モードを開始するには、普通にRhinoを実行すればよいです。 (インストール方法の記事もご参考)

ためしに、 print文で hello という文字列を出力してみます。
~$ rhino
Rhino 1.7 release 2 2010 09 15
js> print ('hello rhino');
hello rhino
次に、変数をインクリメントしてみます。
js> var i = 0;
js> i++;
0
js> i++;
1
js> print ('i = ' + i);
i = 2

最初に変数iを宣言し、インクリメントしています。 インクリメントするたびに、変数の値が表示されるのは、Rhinoの機能です。

for文を回すこともできます。

js> for (var i = 0; i < 3; i++) {
  > print(i);
  > }
0
1
2
関数を定義して実行することもできます。 以下のサンプルでは、関数addを定義し、その後、2+5の計算を実施しています。
js> var add = function(a, b) {
  > return a + b;
  > }
js> add(1, 2);
3

ファイル実行

JavaScriptのファイルを実行させることもできます。 大規模なJavaScriptのプログラムを実行できます。

rhinoコマンドに、引数としてファイルを渡せばよいです。 以下は、test.jsというサンプルファイルを実行する例です。

rhino-test$ rhino test.js 
1 + 2 = 3
4 + 5 = 9
test.jsの内容は以下のとおりです。関数addを定義して、実行しているだけです。
var add = function(a, b) {
    return a + b;
};

print('1 + 2 = ' + add(1, 2));
print('4 + 5 = ' + add(4, 5));
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