JavaScript > SpiderMonkeyの基本的な使い方

更新日 2011-12-12
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SpiderMonkeyの使い方は、主に2種類あります。
  1. 対話モード
  2. ファイル実行

対話モード

SpiderMonkeyに対してJavaScriptのプログラムを順次入力する方法です。 ちょっとしたJavaScriptプログラムを試すのにオススメです。 対話モードを開始するには、普通にSpiderMonkeyを実行すればよいです。 (インストール方法の記事もご参考)
ためしに、 print文で hello という文字列を出力してみます。
$ ./js 
js> print ('hello');
hello
次に、変数をインクリメントしてみます。
js> var i = 0;
js> i++;
0
js> i++
1
js> i++
2
js> print ('i = ' + i);
i = 3
最初に変数iを宣言し、インクリメントしています。 インクリメントするたびに、変数の値が表示されるのは、SpiderMonkeyの機能です。
for文を回すこともできます。
js> for (var i = 0; i < 5; i++) {
print (i);
}
0
1
2
3
4
関数を定義して実行することもできます。 以下のサンプルでは、関数addを定義し、その後、2+5の計算を実施しています。
js> var add = function(a, b) {
  var c = a + b;
  return c;
}
js> add(2, 5);
7
js> 

ファイル実行

JavaScriptのファイルを実行させることもできます。 本格的なJavaScriptのプログラムを実行できます。
ファイルの実行は、-fオプションを利用します。 以下は、test.jsというサンプルファイルを実行する例です。
spidermonkey-test$ ./js -f test.js
1 + 2 = 3
4 + 5 = 9
test.jsの内容は以下のとおりです。関数addを定義して、実行しているだけです。
var add = function(a, b) {
    return a + b;
};

print('1 + 2 = ' + add(1, 2));
print('4 + 5 = ' + add(4, 5));
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