配列(リスト)の使い方を紹介します。

array = [10, 20, 30] # 配列の定義

print array
print array[0]
print len(array) # 配列の長さ

これを実行すると以下のようになります。

$ python test.py
[10, 20, 30]
10
3

値が0の配列を作る方法は以下です。

  array = [0]*10 # サイズ10で、各要素の値が0の配列

要素の追加

配列の最後に要素を追加にするには、append を使います。

array = []
array.append('hoge')
array.append('hogehoge')

配列と配列を結合するには、extendを使います。 appendに配列を渡すと、配列が1つの要素として追加されるので注意です。

array = [1, 2]
array.extend([3, 4])

要素の挿入

配列に要素を挿入するには、insertを使います。

array = ['a', 'b']
array.insert(1, "test") # ['a', 'test', 'b']

array配列の2つ目の要素に"test"が追加されます。

要素の削除

配列の要素を削除するには、popを使います。

array.pop(1)

これで、array[1] で指定される要素が削除されます。

配列のソート

sort()メソッドを呼ぶと、配列が昇順でソートされます。

array = [5,3,4]
array.sort()
print array # [3, 4, 5]

降順ソートしたい場合は sort() の後に、reverse() を実行します。

array = [5,3,4]
array.sort()
array.reverse()
print array # [5, 4, 3]

クラス配列

クラスの配列から、「あるパラメータが最大である要素」を取得する例は以下。 、ある変数が最大である要素を取得

from operator import attrgetter

element = max(testList, key=attrgetter('value'))

testListはクラス配列です。 クラスはvalueというパラメータを持ちます。 上記は、パラメータvalueが最大のクラスを取得できます。

配列のコピー

配列arrayを、以下のようにコピーすると、浅いコピー(shallow copy)になります。この場合、配列の参照を渡しているだけなので、arrayの内容を変更すると、newArrayの内容も変更されます。

array = [1, 2, 3]
newArray = array

深いコピー(deep copy)を行うには、以下のようにlist関数を使います。この場合は、新たにメモリ領域を確保して値をコピーするため、arrayの内容を変更しても、newArrayの内容は変更されません。

array = [1, 2, 3]
newArray = list(array)