Unix command > nc (簡単な通信の実行)

更新日 2015-10-14
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ncコマンドを使うと、簡単なTCPサーバやUDPサーバを実行できます。クライアントとしても実行できます。

Linux nc

Linuxのncコマンドの使い方です。
 $ nc -l -p 8888

これで、ncコマンドはTCPサーバとして動作します。-pオプションでポート番号を指定します。 -uオプションを指定すると、UDPサーバとして動作します。

受信したデータをそのまま返すechoサーバも実現できます。

$ nc -l -p 8888 -c 'xargs -n1 echo'

ただし、1度通信をすると、ncコマンドは終了します。

以下は、UDPクライアントとしてデータを送信する例です。

echo "aaa" | nc -u 127.0.0.1 12345

aaaという文字を、アドレス127.0.0.1の12345ポートにUDP送信します。

Mac OS nc

Mac OSのncコマンドの使い方です。 Mac OSの場合は、少しオプションが異なります。
$ nc -k -l 8888 # Macの場合
-kオプションをつけないと、一回の通信でncコマンドは終了します。
 $ nc -l 8888
TCPクライアントとして動作させることも可能です。
 $ echo "request message" | nc localhost 8888
この場合、ローカルホストのポート8888に、TCPで、"request message"というデータを送信します。
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