tidyコマンドを使うと、htmlファイルの文法ミスをチェックしたり、htmlファイルを見やすく整えてくれたり、色々できます。

Ubuntuの場合、デフォルトでインストールされていません。apt-getでインストールできます。

$ sudo apt-get install tidy

htmlファイルをチェックするには、以下のようにします。

$ tidy -e -q -utf8 some.html

これで、some.htmlをチェックし、文法ミスがあれば出力してくれます。

warningを表示しない場合は、以下のオプションを指定します。

$ tidy -e -q -utf8 --show-warnings false some.html

場合によっては、独自のHTMLタグを使っていることもあると思います。 デフォルトだと、tidyは独自HTMLタグを見つけた場合に、エラーを出力します。 これだと困るので、独自タグであることを設定ファイルに記載しておきましょう。

new-blocklevel-tags: nav, svg

上記の例だと、navやsvgというタグを、独自タグとして定義しています。 この設定ファイル(例えば、tidy.configという名前とします)を、-config オプションで指定すればOKです。

$ tidy -config tidy.config -e -q -utf8 some.html