sshでログインして、Xウィンドウのアプリを使うためには、-Xオプションを指定します。

$ ssh -X server.com

ログイン先サーバの/etc/ssh/sshd_configで、

X11DisplayOffset 10

となっている場合、ディスプレイ番号は10となります。 これは、DISPLAY変数を見てもわかります。

$ echo $DISPLAY
localhost:10.0

ポイントは、DISPLAY変数の前半(ホスト部)に、'localhost'を指定している点です。 sshでポートフォワーディングしているので、ログイン元のアドレスを指定する必要はありません。

また、ログイン先サーバの設定ファイル(/etc/ssh/sshd_config)では、

XForwarding yes

と、設定してある必要があります。 同様に、ログイン元の設定ファイル(/etc/ssh/ssh_config)では、

ForwardX11 yes

と設定してある必要があります。