TCPMon > 基本的な使い方
更新日
2012-02-10
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TCPMonは、TCPで伝送されるデータを閲覧できるプロキシソフトウェアです。
ネットワークに流れているデータを見ることができるし、表示された内容をコピーすることもできます。
TCPMonはhttp://www.apache.org/dist/ws/commons/tcpmon/1_0/からダウンロードできます。本記事の執筆時は tcpmon-1.0-bin.zip をダウンロードできました。
tcpmon-1.0-bin.zipを解凍すると、buildというディレクトリが現れます。
Windowsであれあば、 build/tcpmon.bat をダブルクリックすることで、TCPMonを起動できます。
では、あるWebサーバへのリクエストを表示させてみましょう。ここでは、以下の3つのマシンを想定します。
- クライアント (192.168.0.10) -- Webサービスへリクエストを送信するマシン
- TCPMonマシン (192.168.0.20) -- TCPMonを動かしているマシン
- Webサーバ (192.168.0.30) -- ポート8080でリクエストを待ち受けるWebサーバ
TCPMonのAdminタブをクリックします。そして、以下の情報を入力して、'Add'ボタンをクリックします。
- 'Listen Port' に好きなポート番号を入力(例えば 8080)
- 'Act as a Listener' をクリック
- 'Target Hostname' に、転送先(Webサーバ)のアドレスを入力(192.168.0.30)
- 'Target Port' に、転送先(Webサーバ)のポート番号を入力(8080)
この状態で、クライアントから、TCPMonマシンの8080ポート(Listen Portで設定したポート)にリクエストを送ると、TCPMonがWebサーバに転送してくれます。また、Webサーバからのレスポンスをクライアントに返信してくれます。
同時に、TCPMonは、転送したリクエストとレスポンスを表示してくれます。
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