PythonでInfluxdbにアクセスする方法を紹介します。 influxdb 1.7.6、python 3.6.8、Ubuntuを前提とします。

クライアントライブラリのインストール

まず、python用のクライアントライブラリのインストールが必要です。

$ sudo apt-get install python-influxdb

これだと、python 2のライブラリとしてインストールされるので、python3からは使えません。

$ sudo apt-get install python3-influxdb

これで、python3用のクライアントライブラリがインストールされます。

データの書き込み

データを書きむだけの簡単なプログラムを実装してみます。

from influxdb import InfluxDBClient
import random

value = random.random()

json_body = [
    {
        "measurement": "temp",
        "tags": {
            "room": "A"
        },
        "fields": {
            "value": value
        }
    }
]

client = InfluxDBClient(host='localhost', port=8086, database='testdb')
client.write_points(json_body)

json形式で、measurementやtags、fieldsを設定します。 InfluxDBClientオブジェクトを作るときに、Influxdbのホスト名(IPアドレスでもOK)や、ポート番号、データベース名を指定します。 これで、Influxdbにデータが書き込まれます。