C言語向けのユニットテストフレームワークの1つ、check を紹介します。

インストール

apt-get系のパッケージシステムであれば、以下でokです。

$ sudo apt-get install check

automakeやautoconfなどが必要なので、インストールします。

$ sudo apt-get install automake autoconf libtool

サンプルコード

/usr/share/doc/check/examples/ 以下にサンプルコードが用意されているので、それを使ってテストしてみます。 まず、てきとうな場所にサンプルコードをコピーします。

$ cp -rf /usr/share/doc/check/examples/* .

コピー先のディレクトリで以下を実行します。

$ autoreconf --install

libtoolをインストールしていないと以下のエラーが出ると思います。

configure.ac:19: error: possibly undefined macro: AC_PROG_LIBTOOL

      If this token and others are legitimate, please use m4_pattern_allow.

      See the Autoconf documentation.

autoreconf: /usr/bin/autoconf failed with exit status: 1

configureファイルなどが生成されたら、以下を実行します。

$ ./configure

configureでエラーが出なければ、コンパイルします。

$ make

そして、ユニットテストを実行します。

$ make check

Making check in src
  :
  :
Running suite(s): Money

100%: Checks: 3, Failures: 0, Errors: 0

PASS: check_money

=============

1 test passed

=============

JavaのJUnitなどと比べると、ちょっと面倒かもしれません。