Oracle > expコマンドとimpコマンドの使い方

更新日 2012-02-18
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expコマンドとimpコマンドの使い方を紹介します(Oracle Express Edition 11g)。これらのコマンドを使うと、バックアップとリストアが可能になります。

export (exp)

expコマンドを使うと、テーブルの内容をファイルに出力できます。例えば、ユーザrootが作成した全テーブルをバックアップする場合、以下のオプションを指定します。
 $ ./product/11.2.0/xe/bin/exp root/password OWNER=root FILE=dump.file
各オプションの意味を説明します。
  • 'root/password' -- oracleデータベースにログインするユーザ名とパスワード
  • 'OWNER=root' -- テーブルの作成者としてrootユーザを指定
  • 'FILE=dump.file' -- 出力先のファイル名を指定

import (imp)

impコマンドを使うと、expコマンドで出力したテーブルの内容を、oracleデータベースに復元できます。
 $ ./product/11.2.0/xe/bin/imp root/password FROMUSER=root TOUSER=root FILE=dump.file
各オプションの意味を説明します。
  • 'root/password' -- oracleデータベースにログインするユーザ名とパスワード
  • 'FROMUSER=root' -- importするテーブルの、もともとの作成者を指定
  • 'TOUSER=root' -- importした後、各テーブルの作成者を誰にするかを指定
  • 'FILE=dump.file' -- importするファイルを指定
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